オオルリのさえずり

2012年06月11日

滝道を散策していると谷底を流れる沢の音に負けず、木々の梢からオオルリの歌声が響いてきました。
しばしオオルリのさえずりをお楽しみください。



オオルリ Cyanoptila cyanomelana (スズメ目ヒタキ科) 全長16cm

 夏鳥として日本に渡来し、低山から山地の渓流に生息する小鳥です。4月中旬~7月頃まで、滝道を歩くとよく響く美しいさえずりを聞くことができます。雄の頭から背中、尾羽にかけての上面はまさに瑠璃色で、額は明るく輝いて見える水色です。高い木の梢でさえずるので、姿を見るためには双眼鏡が必要です。雌は全身茶色の地味な色をしています。とまり木から飛び立ち、空中で餌を捕まえて、またとまり木に戻る「フライキャッチ」が得意です。巣は急な崖の棚状になった凹みに苔を積み上げて作ります。秋には南へ渡り、東南アジアで越冬します。



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