箕面市のMacberryさんから写真の投稿

2012年12月03日

箕面市のMacberryさんから写真の投稿。
美しい紅葉と滝の写真です。



  

Posted by 箕面公園 at 20:00 Comments( 0 ) 草花の写真

6月中旬~7月中旬の草花

2012年07月21日

6月中旬から7月中旬にかけては下を向いて探すより目線を上げると木の花に出会います。

花木の花
<ムラサキシキブ>林の歩道脇などに普通にみられる樹木です。運が良ければ花を見ることが出来るかも。花も実も美しい紫色です。次は秋に実を楽しみにしましょう。
<クマノミズキ>湿潤な谷沿いに多い高木で箕面にも多くみられます。枝先の高いところに花を着けるので目立ちません。滝道の橋から渓谷を眺めると花を見つけられると思います。
<ネズミモチ>常緑の小高木で斜面の林内などで普通にみられます。建物の周りなどには植栽された別種のトウネズミモチもよくみられます。


花林の下

<イチヤクソウ>シイやカシなどの常緑広葉樹林内は少し暗くて、林床の植物は少ないのですが、イチヤクソウは、そんな中で白くてかわいい花を咲かせています。



<オオアリドオシ>常緑広葉樹林内に生える小さな樹木です。鋭いトゲを持っており「蟻を通す」という意味を持っているそうです。
<トウゲシバ>杉の葉のように見えますが、シダの仲間です。
<キイボカサタケ>先端のトンガリがかわいい小さなキノコを見つけました。でも毒があるそう。


花少し湿った場所の地味な花
<コモチマンネングサ>少し湿った林縁や道ばたなどに生えています。名前の「子持ち」とは、ムカゴを作って増えるため。
<ミヤマタゴボウ>写真は花が終わった跡で丸いのは果実です。これを銀の鈴に見立てたギンレイカという格好いい別名があります。滝道沿いなどの湿った道ばたにみられます。
<タカネマスクサ>「高嶺」と言う名前が付いていますが、低山地のやや湿った林に生えます。風呂ヶ谷口に群生していました。


花広場や道ばた
<ヤブヘビイチゴ>林縁、道ばたなどの明るい場所に普通にみられます。イチゴという名が示すとおり赤い実をつけます。毒はありませんがおいしくありません。
<クサイ>畳表に使うイグサの仲間です。広場や道ばたに普通にみられます。


花箕面公園の6月中旬~7月中旬の草花を紹介しました。梅雨の時期はあじさいが有名ですが、今回は箕面公園に自生している草花をご紹介しました。
(フィールドサポーター Satou)   


Posted by 箕面公園 at 19:25 Comments( 0 ) 草花の写真

5月中旬~6月の草花

2012年06月15日

5月のゴールデンウィークを過ぎると目立つ花が少なくなってきますが、桜広場や滝道沿いの明るい場所には、まだまだ春の花がちらほら。散策で見つけた草花をご紹介します。

花色のあざやかな黄色い花をご覧ください。黄色は幸せの色ですから気持ちもウキウキします。


<ニガナ>歩道や広場などの明るい場所に普通に見られます。茎や葉をちぎると苦い乳液が出ることからニガナと呼ばれます。



<ハナニガナ>ニガナと同じような場所に生えています。花弁が多くて少し華やかです。
<イワニガナ>明るい裸地に這って広がるニガナの仲間です。群生するので一斉に開花するときれいです。
<サワギク>落合谷など沢の近くなどの湿った半日陰に生えています。成長すると高さ1mほどになります。
<ヘビイチゴ>やや湿った明るい場所に這って広がります。黄色い花が咲き、赤い実がなりますが、普通は食べません。
<キンラン>明るい場所に生えるランの仲間です。残念ながら撮影したときには花の残骸が残るのみでした。
<コナスビ>林縁や道端などいたるところに生える背が低く小さい植物です。名前は果実を小さなナスにたとえたものです。
<カタバミ>畑や庭の周りに普通に生える種類で、箕面公園では道端や施設の周りなどに普通に見られます。

花次は、白い花を紹介します。白い花は樹木に咲く花が多くあります。


<コバノガマズミ>滝道から歩道ですこし山を登ってみるとモチツツジなどとともにこの花が見られます。



<ゴマギ>山の谷にみられます。葉を揉むとゴマの香りがします。
<ウツギ>谷沿いなどの明るくてやや湿潤な場所によく見られます。旧暦の4月はウツギの花が咲く頃と言うことで卯月といわれるそうです。

花テンナンショウという植物をご存じでしょうか。テンナンショウとはあまり聞き慣れない名前ですが、コンニャクに近い仲間の植物で、形が変わっていて目を引きます。テンナンショウの仲間を紹介します。
<マムシグサ>すこし山の方に向かうと歩道脇の林床に時々みられました。花の形も変ですが、実になるとまた目立ちます。
<ウラシマソウ>西側の斜面、五月山方面に多くみられました。アンテナのようなものを付属体といいます。種名は、浦島太郎が釣り糸を垂らしている姿に見立てたものです。

花黄色い花、樹木に咲く白い花、テンナンショウを紹介しましたが、箕面公園にはその他にもたくさんの草花が生きています。今回の散策で見つけた草花です。

<ジュウニヒトエ>花が幾重にも重なっている様子から名づけられました。五月山方面にみられました。
<ミズタビラコ>箕面川や沢沿いなどの湿った場所に咲いていました。
<ツボスミレ>沢沿いなど湿った明るい場所に咲いていました。
<ニワゼキショウ>広場や歩道脇などに普通にみられる帰化植物です。
<ユキノシタ>滝道の脇など湿った崖状の場所に群生しています。白い花が多数ついて雪が舞っているようです。
<ユキノシタ>花のアップ

花箕面公園の5月中旬~6月にかけての草花を紹介しました。箕面公園の滝道を散策するといろんな草花に出会います。おなじみの花もあったかも知れませんね。また滝道散策して紹介します。   


Posted by 箕面公園 at 16:51 Comments( 0 ) 草花の写真